占いがよく当たる!と噂になる占い師っていますよね。
一方で、全然当たらない、誰にでも当てはまることを言っているだけと批判される占い師もいます。
双方の違いはなんでしょうか?
人気占い師って口コミも多いし高評価が目立つよね。多くの相談者に好意的に評価されるってどういう仕組みなんだろう?
占いについてはよくこんなことが言われています。
- 統計学にすぎない
- 心理学を極めているだけ
- バーナム効果を取り入れている
- プラセボ効果による思い込み
話術に長けている占い師だと、占いの腕がそれほどでなくても相談者の悩みを軽減させたり、一方で心理的に依存させてしまうということもあります。
カウンセリング要素が強い占い師も確かにいるね!
とはいえ、世の中には本当に未来が見えているんじゃない?本当に相手の心が読めているんじゃない?と思わざるを得ないような凄腕の占い師がいることも確かです。
ということで。
ここでは田坂広志さんの書籍『死は存在しない』『運気を磨く』を参考に「占いはなぜ当たるのか?」を解説していきたいと思います。
もくじ
占いはなぜ当たる?
結論から言うと、的中率の高い当たる占いができる占い師は、自分でも気付かないうちに「未来」にアクセスしているということが言えます。
え?!未来?
詳しく解説していきましょう。
まず前情報として、量子物理学の世界で議論されている「ゼロポイントフィールド仮説」について知っておく必要があります。
ゼロポイントフィールドとは、
この宇宙のすべての場所に偏在しているエネルギーの場のことで、宇宙の全情報(過去、現在、未来etc…)が記録されている
と言われています。
エネルギーの場!宇宙の全情報!すごい!
ゼロポイントフィールドはあくまでも仮説ですが、量子物理学の視点では「物質は本来存在せず、すべては波動エネルギー」というのは確かな事実として言われています。
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もはや「証明できないから存在しない」とは言えないくらい信ぴょう性のある仮説なのですね~。
で、当たると言われる占い師は、自分でも気付かないうちにこのゼロポイントフィールドにアクセスしているのではないか?
とこういうことです。
ゼロポイントフィールドがこの宇宙のあらゆる出来事を記録していると聞いて、ん?なんかあれと似てる…とピンと来た人もいるのではないでしょうか?
はいはい!アカシックレコードね!
そう。
宇宙図書館や宇宙のデータバンクとも言われるアカシックレコードです。
ゼロポイントフィールド仮説を知れば、アカシックレコードが宗教や古代哲学の中でだけ語られている夢物語ではないということが分かりますよね。
昔の人はすでに知っていたんだね。
実力のある占い師の中には、意識的にこのアカシックレコードにアクセスし、未来や個人の情報を読み取っている人もいます。
占いで未来のことが当たる理由
宇宙のすべての情報を記録しているのがゼロポイントフィールド。
地球の誕生も歴史上の出来事も人の一生も感情も、過去も現在も未来も…と聞くと、一つの疑問が湧き上がってきますよね。
未来の情報も記録されているってことは…。
占い師がゼロポイントフィールド(アカシックレコード)にアクセスして未来を読み取る、そしてそれが見事に的中するということは、もうすでに未来の出来事は決まっているということでしょうか?
未来の出来事はすでに決まっていて、もう変えることができないのだとしたら、結構絶望的すぎますよね。
どんなに努力しても意味がないと言われているようなものです。
しかし、そういうことではないのでご安心を!
田坂広志さんいわく、
「ゼロ・ポイント・フィールド」に記録されている未来は、「可能性の未来」。言葉を換えれば、このフィールドに繋がることによって予見される未来は、無数にある未来の可能性の中で、最も起こりそうな未来。従って、現在の行動が変わることによって、その最も起こりそうな未来ではない、別の未来が実現することも大いにある。
田坂広志著『運気を磨く』より
ということだそうです。
たとえとして、田坂さんはリンカーン大統領が暗殺される予知夢を見て実際にそのとおりになってしまったこと、そして、船が沈む夢を見て乗船することをやめたら助かったという人の事例を取り上げています。
リンカーン大統領が予知夢を深刻にとらえて対策を講じていたらまた別の未来があったんだね。せっかくゼロポイントフィールドから情報が降りてきていたのに、それを深刻に捉えていなかったから、最も起こりそうな可能性の未来が現実になってしまったんだ…。
占い師が見ているのが「可能性の未来」だとしたら、アドバイスを受けて行動を変えることで別の未来が現実化するということになります。
ということは、的中率の高い占い師がなぜ存在するのかも自ずと答えが見えてきますよね。
- 占いを聞いて相談者が行動を変えなかったため、最も可能性の高い未来が確定した
当たる当たらないと占い師をジャッジする意味とは
占い師が自分の占術の的中率だけにこだわっていたら、もっとも起こりそうな未来を確定させるために、降りてきたイメージを淡々と相談者に伝えればいいだけです。
しかし、どんなに当たると言われている占い師でも百発百中ということはありえません。
それは結局のところ、そこに人の行動や感情が存在するからですよね。
- 未来は明るいという鑑定だが信用できない
- 良い未来なら安心。行動を起こす必要性を感じない
私の昔の友人は当たると噂の占い師に「20代のうちに結婚できる」と言われ、その言葉を信じて安心しきっていました。
結果、結婚に繋がるような行動(婚活、婚活パーティー)は特にすることなく、ずっと理想の王子様が現れるのを待ち続け、いまだに独身です。
ということを考えると、相談者である私たちが必要以上に「あの占い師は外れる」だとか「インチキ」だとか「全然当たらない」とジャッジすることに意味はあるのだろうか?と思ってしまいます。
だって、行動や思考を変えることで未来は無辺際に存在するわけですから。
ゼロポイントフィールドにアクセスしやすい人の特徴は、ネガティブな感情が少なく無邪気な心を持っている人=波動が高い人です。
当たる占い師がゼロポイントフィールドに繋がりやすいと考えると、常人よりも波動が高いというのは明らか。
こういう占い師は、かりに「占い外れましたよ」と言われても動じないことがほとんどです。
むしろ素直に謝ってくれる姿勢が高評価を得たり、信頼につながっている側面もあります。
だからこそさらに直感がさえわたり、占いの質も向上していくのだと思います。
霊視スタイルの占い師は、その日の体調や相談者の波動状態を見て、鑑定を断るという繊細な人もいます。
意識的にアカシックレコードにつながって鑑定を行うタイプの占い師だと、こういうことも起こり得るのでしょう。
相談者としては「せっかく時間を作ったのに…」と不満も湧きますが、むしろ信ぴょう性がありますよね。
やけに高圧的だったり、けん制する感じの占い師もいるよね。そういうピリピリした波動を放っている占い師は、口コミもいまいちな場合が多いよ…。
占いはなぜ当たる?まとめ
最後にまとめてみたいと思います。
当たる占い師にあまりよくない未来を告げられたとしても、必要以上に落ち込む必要はありませんよ!
それは自分や周りの行動や思考によっていくらでも変えられる未来。
だからこそ、つねに心地よいと感じられる空間に自分を置いて波動を上げていくことが大切です♡
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