『引き寄せの法則』を学ぶためのおすすめ書籍集

研究者、名誉教授、内閣官房参与など様々な略歴を持つ田坂広志さんの『運気を磨く』は、科学者視点から一見非科学的とも取れる「運気」について非常に分かりやすく深掘りしてくれています。この本のおもしろいところは、田坂さん自身が実際にいくつもの「運気が関係している」としか言いようのない体験をしていること。そして、そこに科学的根拠を見出そうとしているところにあります。

なにより、運気の仮説を論じるだけにとどまらず、良い運気を引き寄せるための方法についても詳しく解説してくれています。

スピリチュアルのフワフワした感じより、もっと因果関係が分かるようなロジカルな視点から引き寄せを学びたい！という人にぜひおすすめしたいです。

お次も田坂広志さんの書籍。

『死は存在しない』は『運気を磨く』の内容をより詳しく、ゼロポイントフィールド仮説の視点から書いています。ゼロポイントフィールドとは量子物理学の分野で「この宇宙に偏在していると言われているエネルギーの場」のことで、ここに宇宙のすべての出来事が波動情報として記録されていると言われています。

興味深いのは、引き寄せだけにとどまらず死後の世界や前世の記憶、未来予知などもゼロポイントフィールド仮説の観点から考察しているところ。

ちょっと難しい部分もありますが、読み終えるとこの世界の見え方がガラリと変わります！ぜひあなたにもこの感覚を味わってもらいたい（笑）。

こちらは、小森圭太さんのベストセラー書籍『科学的 潜在意識の書きかえ方』の図解版。内容はほぼ一緒で図解が知識の補足をしてくれる感じです。

この書籍も田坂広志さんの本同様、引き寄せを科学的視点から解説してくれています。

量子物理学における引き寄せの仕組みが詳しく分かるだけではなく、脳科学の分野からもこれでもかと言わんばかりに説得力のある説明をしてくれるので、もはやこれが本質よね…と思わざるを得ない状況に（笑）。

私的には「思考＝意識ではない」という部分が衝撃的すぎて、この本を読んで以降ずっと「意識とはなにか？」を探求しています。

こちらも小森圭太さんの書籍です。

前述の『図解版 潜在意識の書きかえ方』の内容と重なる部分もありますが、「幸せな人生」とはなにか？を深く考えさせてくれる内容になっています。

お金がほしいというのは誰もが思う願望ですが、とんとん拍子に富を手に入れる人がいる一方で、なかなか不足状態から抜け出せない人もいます。そこにあるのが知識や努力の差だけじゃないということは明らかで、やはり運の良さが関係しているんですよね。じゃあ一部の成功者と言われている人たちが持っている「幸運」とはなんなのか？この本にはその答えが丁寧に記されていました。

一読した時点では「そうは言ってもさぁ…」としっかり噛み砕けない感じもあったのですが、再び読み返したら「あ、私このマインド理解できるかも」と思えたのでちょっとは成長したのかもしれません。

『The Having』は21ヵ国で出版され、総合ベストセラー1位を獲得した韓国人作家イ・ソユンさんとホン・ジュヨンさんの共著。

日本でも人気ユーチューバーたちがチャンネル内で紹介していたりと、知名度が上がってきています。この本は富（お金）の引き寄せに軸を置いたストーリー形式の内容で、なにがすごいかってとにかく吉原育子さんの訳が秀逸！

ややぶ厚めの本なのですが、物語への引き込みが強く、あっという間に読み終えてしまいます。内容的には特に目新しいものがあるわけではありませんが、逆に「やはりこれが引き寄せの本質なんだな！」と再認識させられます。

主人公の目を通してお金の引き寄せ「Having」が学べるので、自分のこととして落とし込み、即実践できます。

エネルギーコンサルタントの肩書を持つまきろんさんの『「周波数」を上げる教科書』は、人間や物質の最小単位「素粒子」に焦点を合わせ、そこから発生する周波数をいかに高いレベルに保つかを様々なエネルギーワークから学べるようになっています。

特筆すべき点は、まきろんさん自身スピリチュアルな体験を数多く持っていながら決してそちらに偏ることなく、科学の視点から周波数やゼロポイントフィールドを解説しているところにあります。

「望む未来の自分」にいかに周波数を合わせていけるか？

左脳的思考が身について頭でっかちになっていると、ついついおろそかにしてしまいがちですが、結局のところ「想像」からの「創造」こそが願望実現のカギなんだな、ということに気付かされます。

まきろんさんのワークは実践しやすくておすすめです。