嫌なことを考え出すと止まらない。
気分は塞いでいく一方だし、つらくて仕方がない。
どうやったら嫌なことを考えずに心穏やかに過ごせるのだろう?
そんな悩みを抱えたあなたに、私が実践している嫌なことを考えないようにする方法をお伝えしようと思います。
あ!ちょっと待ってください。
正確には「嫌なことを考えない」ではなく「嫌なことを選択しない」です。
過去に抗うつ薬の副作用で強迫観念に悩まされる。思考が著しく偏り究極の苦痛を味わった経験から、心理学や自己啓発本をもとに様々な不安への対処法を日々考えている。
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もくじ
嫌なことを考えないようにするのは難しい

結論から言うと、嫌なことを考えないようにするのは難しいです。
「反芻思考」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
ネガティブな考えが次から次へと思い返され止まらなくなることですが、これを止められるのは決定的な問題解決もしくは切り替えが起こったときだけ。
また意識には、無理やりポジティブ思考に持っていこうとすると、意に反してネガティブな考えが湧き上がってくるという双極的な性質もあります。

悪口言われたと思ったのはきっと気のせいよ!気にしな~い。でも目が合ったらすぐにそらされたな…やっぱり私の悪口言ってたのかな…みたいな。
だから「嫌なことを考えない」というのも「ポジティブになる」というのも、その人の性格によっては相当の努力が要ることに。
ちなみに、私が過去強迫観念に苦しんでいたときは、嫌な考えが入り込んでこないように、一日中頭の中で「〇・△・▢」の立体をエンドレスに眠りに入る直前までイメージしていました。この方法は生産性がないばかりか生きている意味すらも見失ってしまうので、根本的解決としてはおすすめできません。
嫌なことを考えないためにはとことん考える

嫌なことを考えないようにするためにはとことん分析してみるのがよいのですが、このときに注意するのが分析のしかた。
まず、視点をどこに置くかというのが重要です。
私が実践している方法はこんな感じ。
- 嫌な出来事の別のストーリーを2、3個作る
- 嫌な出来事を俯瞰(ふかん)する
- 今日が人生最後の日だと思い込む
この三つの方法の共通点は、意識を自分から少し離れたところに置くということ。
俯瞰力、客観視、メタ認知、イーグルアイなど様々な言い方がありますが、嫌な出来事から視点を少し離すと、自分を苦しめていたことを冷静に見ることができるようになります。
科学やスピリチュアルの世界で言われている多世界解釈をご存知でしょうか?
別名パラレルワールドとも言われ、この現実世界と並行して存在している別の時空世界という意味です。
私たちはつねにこのパラレルワールドを選択していると言われています。

SFやファンタジーじゃなく、科学でも論じられているというのは驚き。
今あなたに起こっている「嫌なこと」が、無意識の中の一瞬の選択によって選ばれた世界だと考えると、ちょっとやるせないですよね。
なので、意識的に別のパラレルワールド、あったかもしれないもう一つの世界を作って、そちらを選択しなかった自分を安心させるという想像力を駆使した解決方法です。

無駄に堂々巡りのネガティブ思考するなら、その時間をアナザーストーリーの想像にあてりゃあいいんだね。
やり方は簡単。
たとえば「仕事でミスをして上司に叱られた」という嫌な出来事があったとします。
アナザーストーリーのほうでは、この避けようのない事実よりももっと不利な状況を想像します。
「仕事でミスをしたけれど誰にも指摘されず、見放されている」
「仕事でミスをして大好きな同僚の〇〇さんに冷たい目で見られた」
「上司に言い返して状況が悪化した。もう仕事行けない…」
こんな最悪な状況に比べたら、自分が選択した現実ってだいぶマシじゃん?!
と思えたら成功です。
逆に、現実よりも良い状況を想像するというやり方もあります。
「仕事でミスをしたけれど、上司が優しくなぐさめてくれた」
「仕事でミスをする前に気付けて回避できた」
けれど、私は数あるパラレルワールドの中で一番避けたかった現実を選択してしまった。
選択しなかった世界の私は今頃通常運転でのほほんとしているんだろうな…。
いいんだ。気分は最悪だけど、たぶんもう同じミスはしない。ちゃんと学べる世界を選択したってことだけでも良しとしよう!
と思えたら最高ですが、この方法は「後悔」が際立って余計落ち込んでしまうこともあるので、臨機応変に自分に合うアナザーストーリーを選んでください。

二つ目に紹介するのは、嫌なことを俯瞰(ふかん)すること。
俯瞰(ふかん)とは「一歩引いた所から広い視野で物事を見る」という意味です。
嫌なことを延々考えてしまうときというのは、物事の面の部分しか見えていない状態です。
少し視点を上方に上げるとそれが立体であることに気付くのですが、視野が狭くなっているため、面という狭い範囲でしか物事を考えられなくなります。
たとえば、パートナーとケンカしてしまったとき。
面の部分だけを見ているとこうなりますよね。
「私はこんなに彼によくしているのに、どうして気付いてくれないんだろう。いつも私ばかりつらい思いをしている」
これを俯瞰(ふかん)すると、
「彼によくしているつもりだったけど、ちゃんと伝える工夫をしてたかな?大好きだよ、いつも想っているよ。こういう言葉をかけていればあんなひどいケンカにはならなかったかも」
となります。
俯瞰力を身に付けるためにはある程度のトレーニングが必要ですが、上で紹介した「パラレルワールドの選択」で想像力を鍛えていると、案外簡単に身に付けることができます。

瞑想もおすすめだよ。
こちらも想像力を駆使した方法です。
今日が人生最後の日だとしたら、人間社会で経験する嫌なことなんて、取るに足らないささいな出来事になりませんか?

もう明日はないのに、嫌なこと考えて1時間無駄にしちゃった。あれ?!もう2時間経ってる!やばい…。
人間の自律神経系は過去、現在、未来を区別しないので、「嫌な出来事」に想いを巡らせているときは思考だけではなく身体も過去に飛んでいます。
- 嫌な言葉をかけられたことを思い出して心臓がドキドキする
- 恥をかいたことを思い出して顔が熱くなる
- 叱られたことを思い出して脇汗がでてくる
人生最後の日に頭も身体も過去を再現して苦しんでいるって、どれだけ自分をいじめりゃ気が済むの!って感じですよね(笑)。
こういう考えかたを常々持っておくようにすると、憎らしいあの人も苦手なあの人も、容量の悪い自分も不甲斐ない自分も、不思議と可愛らしく思えてきますよ。
嫌なことを考えない方法まとめ

嫌なことを考えないようにするための方法ではなく、嫌なことそのものを「変容」させる方法についてご紹介しました。
これは、人生の前のほうをネガティブ思考とメンタルの不調で台無しにした私が日頃から実践している方法です。
経験者は語るではないですが、人生を良いものにするかどうかは「想像力」の使いかたにかかっています。
嫌なぐるぐる思考に使っているその想像力、どうせなら前向きな使いかたをしてみませんか?
★メンタルブロックを解除してみるのもおすすめ。
