頑張っても報われないと、疲れてしまいますよね。
人に相談すると「頑張りが足りないんじゃないの?」と思われたり「頑張る方向を間違えてるんじゃないの?」と言われたり。
ならしっかりと頑張る矛先を定めて確実に頑張れば、努力は報われるのでしょうか?

そんな保証はどこにもない…。
「頑張ったら報われる」という方程式がすべてに適用されるものなら、この世の中、努力して頑張った人はもれなく報われているはずです。
でも現実はそうじゃない。
ならどうすればいい?
というと、その答えは意外とシンプルだったりします。
「頑張らない」
これだけです。

頑張っても報われないなら頑張るなってこと?極論すぎない?
最速で夢を叶える

当ブログ管理人Tinaの
引き寄せコンテンツの集大成!
*
『引き寄せのしくみが分かってしまったかもしれない』
~全自動で夢が叶う成功者の秘密大公開~
こんな人におすすめ!
- 引き寄せジプシーから卒業したい
- 夢ノートや感謝ノートを書いても夢が叶わない
- アファメーションをやっても一向に願望実現しない
- 潜在意識の書き換えができない
- 幸せな人生を手に入れたくてあせっている
- みんな引き寄せられるのに自分だけ引き寄せられない
今だけnoteにて公開中!
もくじ
頑張っても報われないなら頑張らない

一言に「頑張る」と言っても様々な「頑張る」があるかと思います。
たとえば、
- 自分にはこれしかないと追い詰められながら頑張る
- とにかく楽しいから結果的に頑張る
字面だけを見れば、1はなんとも息苦しい感じ、2は色々なことが好転していくようなイメージがありませんか?
追い詰められているのと楽しんでいるのとでは、その後の結果にも大きな開きが出ることは想像が付きます。
自分にはこれしかないという固定化された「頑張る」は結構危険です。
なぜなら、「頑張り」の結果が理想通りに行かなかった場合、すべてがなくなってしまうから。
- これを頑張れば認めてもらえる
- これを頑張れば幸せになれる
- これを頑張れば夢が叶う
- これを頑張れば世の中が平和になる

到達点に向かう「頑張る」の矢印が一つしかないから、その一つがポキッと折れてしまったらあとはなにも残らないんだね。
視野が狭くなっている状態なので、新しい情報が頭に浸透しない、他人のアドバイスから思考を広げることができない、自分ばかりが損をしているような被害者意識に陥るなど、良いことがありません。
一方、楽しいことをやっている結果として「頑張る」状態になっていると、「頑張り」は少しも「頑張り」ではなく「夢中」になります。
ここで、「頑張る」と「夢中」の言葉の意味を紐解いてみましょう。
頑張る
- 頑なで肩ひじ張っている
- 我意を張り通す
- 耐え忍び努力する
夢中
- 物事に熱中して我を忘れる
- 深く心を奪われている状態
- 他のことが目に入らない様子
「頑張る」という言葉からは強烈な「我(エゴ)」が発せられていますが、「夢中」という言葉には「我」がありません。
「我」がすべてにおいて前面に出ていると、
- 「私」はこれだけ頑張っているのに認められない
- 「私」はこれだけ頑張っているのに幸せになれない
- 「私」はこれだけ頑張っているのに夢が叶わない
- 「私」はこれだけ頑張っているのに世界は平和にならない
と、自分のフィルターを通してしか物事を評価できなくなってしまいます。
ベストセラー書籍『脳疲労が消える最高の休息法』(久賀谷亮著)に「我」の分かりやすい例があったので引用します。
2008年の北京オリンピックで、陸上女子100メートルハードルのアメリカ代表だったロロ・ジョーンズは、ずっとトップを走っていたにもかかわらず、最後から2番目のハードルに引っかかって金メダルを逃してしまいました。
このとき彼女は、「『足をしっかり伸ばそう』と考えてしまった」と語っています。これはまさに自意識が顔を出して、zoneが解けてしまったということでしょう。
脳疲労が消える最高の休息法
ハードルアメリカ代表のロロ・ジョーンズさんが「我」を意識したことで金メダルを逃してしまったという内容です。
これと対局の話では、サッカー日本代表の伊東純也選手がトルコとの親善試合でPKを決めた際、インタビューで「(蹴る瞬間は)特に考えてなかった」と答えていたのが印象的です。

伊藤純也選手のインタビュー聞いたとき、鳥肌立ったの覚えてる。
報われる頑張り「夢中」を目指そう

とはいえ、「我」「自意識」「エゴ」というものは切っても切り離せるものではないし、精神力が鍛え抜かれたアスリートでさえ、「zone」の状態からいとも容易くエゴに引き戻されてしまいます。
じゃあ、いたって普通の生活を送っている私たちが一時でも「我」から解放されて「夢中(zone)」でいられるにはどうすればいいの?となりますよね。

とにかく報われたい!
そのカギとなるのが「瞑想」です。
瞑想と聞くと、特殊な人たちの怪しげな儀式のように感じる人もいるかと思いますが、Googleやインテルといった大手企業が社員研修に取り入れたことで、今では意識の高いセレブや健康志向の人、トップアスリートも実践しています。
やることは至ってシンプルですが、習慣化するとなるとハードルが上がってしまうのが瞑想。
でも、生活のすべてにおいて、また人間関係のすべてにおいてあらゆる良い影響を与えるのも瞑想です。
瞑想のもたらす効果についてはぜひ以下の記事を読んでみてくださいね♪


瞑想の効果の1つにメタ認知能力が向上するというものがあります。
メタ認知とは「もう一人の自分が自分自身を認知している」という意味。
ようするに自分自身を俯瞰できている状態のことを言います。
瞑想の継続でメタ認知能力が高くなると、一つの物事に執着して感情を揺さぶられるということが少なくなってきます。
【メタ認知能力が低いと…】
私はこれだけ頑張っているのに報われない。どうして?なにがいけないの?もっと頑張らなきゃ。でももう、これ以上どうしたらいいのか分からない。
【メタ認知能力が高いと…】
頑張っても成果に結びつかないな…。よし、少し視点を変えてみよう。別の方角から見てみたら突破口が現れるかも。
「執着」は視野を狭め、行動を抑制してしまう最たるもの。
瞑想でメタ認知能力が高くなると、物事への執着そのものが「あれ?」というくらいどうでもよくなります。
そして、世の中は至ってシンプルで、複雑で難しくしているのは自分自身であるということが、突然腑に落ちます。
執着を手放し、ほかにも意識を向けられるようになる、たったこれだけのことですが、世界の見えかた捉えかたが大きく変わりますよ!
瞑想をすることで「気づきの力」も鍛えられます。

雑念にとらわれていることに気付いたらそれを良い悪いとジャッジせずに、呼吸に戻る…。呼吸瞑想はこの繰り返し。気付いたら戻る、気付いたら戻る。
気付きの力が増してくると、自分が「現状維持バイアス」にかかっているということに気付けるようになります。
現状維持バイアスとは、現状を維持することで危険を回避しようとする本能にも直結した心理作用のことです。
たとえば、仕事でよいアイディアを思いついたとき。
上司に話したら採用されて会社にとってもよい循環になるかもしれない。
しかし、言われた仕事だけをこなしていればそれなりの評価を得られるわけだから、今更新しいことを始めてストレスをため込む必要はあるのか。それどころか、酷評されることもあるかもしれない。
…と考えたら、今の状態を保ったほうが賢明だ。
とうように、現状を維持することで今の自分のライフスタイルを守ろうとします。
しかし、瞑想を習慣化することで、普段なら「最善の選択をした」と思い込んでいるものが、ただの「現状維持バイアス」であることに気付けるようになると、その場で軌道修正することができるようになります。

未知への不安や恐怖が、自分が作りだした妄想だと気付けるようになると選択肢が増えるよ!
【まとめ】頑張っても報われない!疲れた…と思ったとき

さいごに、頑張っても報われないと感じてしまったときの考えかたや行動についてまとめましょう。
- 頑張ることをやめて夢中になれることを探す
- 「我」と距離を置くために瞑想を実践してみる
- 瞑想で俯瞰力を鍛える
- 瞑想で気づきの力を得る

メンタルがいっぱいいっぱいになっていると思ったら、なにも考えずに瞑想をやってみましょう。心も頭もスーッと軽くなっていくのが分かりますよ!
※瞑想の形やルールなど指導書によって様々ですが、とりあえず気楽にチャレンジしてみたいという人には以下の書籍がおすすめです。