
前世の記憶って本当なのかな…
私たちが一般的に思っている前世は、こんな感じだと思います。
自分の魂が実際に生きた「前の時代の人生」
前世とは輪廻転生を繰り返した魂の記憶であり、肉体は違えど思い出したら懐かしくなったり寂しくなったりする、自分の感情と密接につながった記憶。
おそらく、こういう認識ですよね。
しかし!
この人の認識は少し違った(笑)

この人って誰?
パシンペロンはやぶささんをご存知でしょうか?

チャンネル登録者数6万人越えの人気YouTubeチャンネル『ぶっさんねる』で、開運情報や生きやすくなるヒントを教えてくれる元祖スピリチュアル芸人&スピリチュアルカウンセラーなのですが、この方のお話しがとにかく面白い!
ということで、ここでは『ぶっさんねる』で取り上げられた「前世は別人」という見解を、スピリチュアル界で有名な多次元宇宙存在、バシャールの考えと比較しながら掘り下げていきたいと思います。

前世が別人ってどういうことなんだろ…気になる!
★バシャールと超人気ユーチューバー、ナオキマンショーさんの対談本、超おすすめです!気分爆あげ間違いなしですよ♪
もくじ
前世の記憶は別人の記憶
はやぶささん曰く、前世の自分はまったくの「別人」なので、魂の記憶も自分のものではないそうです。
では、前世の記憶を持っている人たちに宿る「赤の他人の記憶」はどうしてそこにあるのでしょう?
肉体はいわば「魂の家」みたいなもの。
自分ではない別の人が魂になって、ルームシェアしている感じ。
Aさんの体験、Bさんの体験、Cさんの体験がたまたま自分の中にある。
私たちとは無関係のAさんやBさん、Cさんに肉体という「宿」を貸しているだけということですね。
これに関しては、バシャールも似たようなことを言っています。
あなたが自分の過去生だと思う人は、彼らの現実の中で今、生きている人です。あなたは、今回の人生でその人の人生が自分に役立つと思い、彼らの人生の情報をダウンロードしているのですが、それと同じことを彼らもしているかもしれないのです。とにかく、あなたの時空間の知覚では、それがあなたの過去生のように感じられるのです。(中略)実のところは、あなたが彼らであったこともなければ、彼らがあなたになることもないのです。
『バシャール×ナオキマンショー』より
バシャールが言うには、「その人との関連性があれば誰とでもつながることは可能」だそうです。
はやぶささんは、
「たまたまAさんやBさん、Cさんの体験が自分の中にある」
という言いかたをしているので、バシャールの見解と比較すると、自らの意志というより「不可抗力」要素が強く感じられます。

せっかくルームシェアするなら、こっちにも選ぶ権利ほしいよね…(笑)
とはいえ、「私と関連性あるじゃん!よし、この人の情報をダウンロードしよう!」ということをやった記憶を持っている人ってほぼゼロに近いと思います。
なので、はやぶささんの言う「たまたま別の人の記憶が自分の中にある」というのも、それはそれで真実なのかもしれません。
もう少し、はやぶささんとバシャールの見解を精査してみましょう。
はやぶささんは、たまたまルームシェアしている魂の記憶が「今の私たち」に影響を及ぼしているという考えです。
- 無性に水辺が怖いとか異常に危機感のある人は、ルームシェアしているAさんが水辺で亡くなっていて「水辺恐いんだよ」と聞かされているようなもの
- 精神年齢が高い人は同じ年齢だとしても前世(別人の記憶)がいっぱいあるから、経験豊富で思慮深いということがある
- 「恐怖」や「嗜好」など執着が起こりやすいものは、前世の人の記憶だったりする
こちらに選ぶ権利がなく、たまたま入り込んできた別の魂の記憶が、今の人生に影響を与えているかもしれないと思うと、なんとも複雑な気持ちです。

片付けができない魂がルームシェアしてきたら、私も片づけられない女になるってこと…?
一方、バシャールの言う前世とは、
- 別次元の二人が同時に存在して情報をシェアしながら、体験的にもエネルギー的にもつながっている状態
- その人と関連性があって自分が望むのであれば、誰とでもつながることができる
- そのつながりを電源を落とすように、あっさり切ることもできる
バシャールの言う「前世」を語る上での前提は、
- 時間は幻想であり、すべてが同時に存在している(過去、現在、未来という時間の流れは人間の知覚でしかない)
ということをまず理解すること。
並行現実の世界で、「関連性」があって自分が望むのであれば「誰とでも」つながることができるし、ちょっと違うかな?と思ったらあっさり関係を切ることもできるというのは、なかなか面白いですよね。

私が一緒に暮らしたい!って心から思える相手を選べるってことだね!
ルームシェアの相手を選べるか選べないかの違いはありますが、いずれにせよその人の経験や記憶が、私たちの人生に役立っているというのは、はやぶささんもバシャールも一緒。
前世の記憶が嘘ならデジャヴはなぜ起こる?
輪廻転生が錯覚で、前世の記憶が別人のものだとしたら、デジャヴはどうして起こるのでしょうか?
日本語では既視感(きしかん)と言う。実際には一度も体験したことがないのに、過去にどこかで体験したことのように感じる現象。
これも、はやぶささんが言うには「だいたいが前世の人の体験談」。
自分の魂レベルの記憶ではないということです。
デジャヴについては、バシャールは以下のように言っています。
時間には前に進んでいる矢印と、後ろに進んでいる矢印が同時にあるのです。その中で、自分のテンプレートとして存在している現実が、実際に体験する前に物質的にブループリント(青写真、設計図)として出現するような感じです。そのために、自分にとってその現実が起きる前に、もう、すでにそのことを知っていると感じるのです。
『バシャール×ナオキマンショー』より

理解するのはちょっと難しいね…。
はやぶささんは「前世の人の体験談」、バシャールは「パラレルワールドの私たち一人一人の設計図を同時認識している状態」という結論です。

バシャールは「デジャヴが起こる理由は様々」と言っているから、「前世としてルームシェアしている魂の体験談」というのも大いにうなずける!
前世の記憶が嘘なら死んだらどうなる?
前世はまったくの別人
輪廻転生は錯覚
多次元宇宙存在として長年人類の精神性向上のためにアドバイスをしてきたバシャールと、高い霊能力を駆使し前向きになれる開運情報を教えてくれるパシンペロンはやぶささん。
双方とも多少の違いはあれど、「前世」に関するとらえ方は一緒です。
なら、死んだらいったい私たちの魂はどうなるのでしょうか?
これに関しても、バシャールがナオキマンショー氏との対談本『バシャール×ナオキマンショー』内で興味深い話をしているので、解説していきます。
(死を受け入れた人は)ただ周波数が変わるだけで、別の次元にある現実世界を経験しているのです。すべては今ここで起きているので、それぞれが違う現実を体験しているにすぎません。人は死ぬと、別の世界にシフトするだけですが、その世界は、今いる世界と重なり合っている別の世界です。その場所では、時間や空間は測れないので、思考のままに物事を経験できます。
『バシャール×ナオキマンショー』より
「死ぬと周波数が変わり、その周波数に合った別次元の世界にシフトするだけ」だそうです。
そして、この世界がまたとっても魅力的!
望むものがあれば、現実にあるかのようにそれを生み出して、また、瞬時に分解させることも可能です。人によっては、とても美しいコミュニティの中で暮らす方々もいます。
『バシャール×ナオキマンショー』より
「天国(死後の世界)」は、決まりきったもの(三途の川があって、死んだ親族が道案内をしてくれてというありがちなパターン)ではなく、いくらでも自分で好きなように創造できる…。
なんて夢がある世界でしょう。

お花畑は欠かせないよね!空にプカプカ浮かぶモコモコのベッドも欲しい!それからそれから…
とはいえ、この世界にも波動のレベルというものが存在するそうで。
「非物質世界の中の低次元のレベルにおいては、物質世界の人間からすれば、幽霊として具現化される場合もあります」
波動を高い状態に保つということがいかに大事かに気付かされます。

なるべく高い波動の世界にシフトできるように、生きているうちに頑張らないとね!

一方はやぶささんは、死んだあとのことについてはこのように言っています。
自分の考えや脳みそは、現世でしかつかえない。
来世がどうの過去世がどうの、生まれ変わったらこうなりたいとかあるけれど、生まれ変わったら魂として人に宿借りするだけだから、生き直すことはできない。
死んだら、私たちも知らない誰かの「前世の記憶」としてその人の中にいるだけ。
その状態が守護霊としての役目(があるとするなら)を終えてからのことなのか、気が付いたらそういう状態になっているのかまでは語られていませんでしたが、この人生がたった一度きりの貴重なものだということだけは理解できます。

生まれ変わりがないのが救いなのか絶望なのか、分からなくなってくるね。
前世占いというと、「前世の思いや行いが今世に影響を及ぼしている」という因果論(カルマの解消)がベーシックです。
しかし、「前世の記憶は他人のもの」とするならば、カルマや因果応報という考えかたがそもそも意味のないものになります。
では、前世占いはまったく無意味なのでしょうか?
これに関しては、はやぶささんの見解をもとにすると、そうとも言い切れないのではないかと思います。
- ルームシェアしている魂が水辺で亡くなっていて「水辺は怖い」と聞かされていれば、無意識に水辺に危機感を持つ
- 「恐怖」や「嗜好」など執着が起こりやすいものは、前世の人の記憶だったりする
少なからず「別人の魂の記憶」の影響は受けているわけです。

別の魂の影響で悩みを抱えているなら、前世占いができる占い師に「この人は、あなたの悩みについてはそんなにおおごとだとはとらえていませんよ」と言ってもらうこともできるよね!
前世占いは霊能力者それぞれで見解が違うと思うので、一概にこれが正解とも言えません。
とはいえ、ルームシェアしている魂のトラウマを解消してもらうことで自分の悩みも解消されると考えたら、前世占いにも意味がありますよね♪

前世の記憶は嘘?まとめ
最後に、パシンペロンはやぶささんとバシャールの「前世」に関する見解をまとめてみたいと思います。
以上でした!
★バシャールとナオキマンの対談本は、良い意味で人生観が変わります。スピリチュアルや都市伝説に興味がない人でも、一度は目を通してほしい良書です。
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